わっふるぶろぐ

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情報の取捨選択

私たちは日々、膨大な数の情報を手に入れている。その情報の中には、あなたの人生にとても役立つ情報もあれば、あなたには一切関係ない情報もある。しかし、多くの人は情報の取捨選択が苦手である。

たとえば、世間のあなたへの評価とあなたの仕事の将来性、どちらか一方を知る事ができるとした場合、あなたはどちらを選択するだろうか。また、好きな芸能人のスキャンダルとあなたの明日の仕事内容ではどうだろう。

私はつい最近までツイッターをやっていた。ツイッターフェイスブックなどのSNSでは、それこそ莫大な情報が蔓延していて、自分の知りたい情報を手に入れることができる。しかし、その中の99%はガラクだ。自分の人生に役立つ情報は何一つない。友達の愚痴やゴシップや朝起きた時間を知って何になるのだろう。それでも、「知りたい」という理由だけで利用してしまう。SNSはジャンクフードのように、美味しくは感じるが身体には毒でしかない。

多くの人は、情報を知りたいかどうかを基準にして取り入れている。しかし、本来は知るべきかどうかを基準にするべきなのだ。あなたへの陰口や芸能人のゴシップは知りたいだろうが、あなたのキャリアや仕事には役立たない。

ただし、注意すべきは、たとえそれが知るべき情報でも、神経質に取り入れる必要はないフォーカシング・イリュージョンといい、「特定の要素だけに着目し過ぎると、その影響が実際より大きく見える」という思考の罠に陥る可能性がある。私の知り合いは、新型コロナウイルスのニュースを見過ぎた結果、決して誰とも会わず職場にも買い出しにも行かないという行き過ぎた感染対策をしてしまった。

SNSやニュースを避けることはまさに人生の防具だ。思考や行動の誤りを回避できるとてもいい対策だ。そのかわり、出来事の背景関係を詳しく記した本を読むといい。知識を得るのに本ほど適したものはない。