わっふるぶろぐ

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他人の評価から自由になる

私は成人する頃まで、他人の評価が気になって仕方なかった。頭がいいと思われたく、かっこいいと思われたく、また、運動音痴と思われたくなかった。私は他人の評価を自分の価値基準とし、良い評価を貰おうと必死になった。

私はつい最近、こんな質問を受けた。本当は頭がいいのに、他人から頭が悪いと思われるのと、本当は頭が悪いのに、他人から頭がいいと思われるのとではどちらがいいか。当時の私なら絶対に後者を選んでいたが、最近は圧倒的に前者の方がいいと思っている。他人の評価を気にし過ぎてはよい人生にならないと気づいたのだ。理由は主に四つある。

一つ目、あなたの能力と他人の評価は関係ない。あなたがどれだけ努力しても、他人の評価は変えられない。また、他人からどう思われようが、あなたはあなたのままである。

二つ目、誇大癖がついてしまう。つまり本来の自分より優れた人間であると思わせたくなってしまう。しかし、時が経てば本来のあなたにふさわしい評価がおのずとついてくる。最初に誇大宣伝すれば相手から過度な期待を受け、それに応えようとするのは大きなストレスになる。

三つ目、そもそも、人は他人を評価することが苦手である。ドイツ国首相であり、最高指導者であったヒトラー第一次世界大戦中、「指導力が欠けており、部下を持つことになる階級には相応しくない」と司令部に判断された。また、20世紀最高の物理学者と評されるアインシュタインは、チューリッヒ連邦工科大学に一度落とされ、大学の助手にされず、相対性理論に関する論文は受け入れられなかった。あなたは的外れな他人の評価を気にする必要はない。

四つ目、大きなストレスになる。ストレスを感じていてはよい人生にはならないのだ。

結論。他人の評価や意見は参考程度に収め、自分の基準を大事にしよう。他人の基準は千差万別なため、すべての人から良い評価を受けることなどできない。だがあなたの基準は唯一無二であり、目指すべき目標は明確だ。ただし、その基準は十分検討し、なるべく世間とズレないように。