ここでは、この章で双方向電信システムが完成するまでの経緯をかいつまんで説明します!
物語の冒頭は、第1章の親友が別の町に引っ越してしまうところから始まります。
やがて、隣の家に住む2番目の親友とコミュニケーションを取ろうと考えます(お互いの家の窓は向かい合ってない)。懐中電灯はもう使えそうにないので別の方法が必要です。そこで、第4章の電気回路とスイッチを利用します!
スイッチは閉じてる場合(オン)は電流が流れて、開いてる場合(オフ)は電流が流れません。
あなたの家にスイッチと電池を用意し、導線を辿って友人の家の窓から電球を入れます。友人の家でも同じ事をすれば、モールスコードで双方向のコミュニケーションが取れます!
ただ、お互いの家の窓から4本の導線が出てしまって鬱陶しいことに気づきます。そこで、2人はグラウンド(アース、接地)を使うことにしました!グラウンドを使えば、導線を2本に減らすことが可能です!
アースとは、金属ケースなどを基準電位となる地面などに接触させ、電荷を逃がすことである。または、そのための装置のことである。
ちなみに、グラウンドは米国での呼び方で、英国ではアースと言うそうです(僕は高校時代にアースと言ってました笑)。
そして、改良版双方向電信システムがこちら!
これは素晴らしい進展です!今までは向かい合わなければ通信できなかったのが、角を回って通信でき、かつ導線の費用も半分になったのです!
ただ問題があと一つ、導線の抵抗によって入力信号が弱くなってしまう事です。これは第6章のリレーで解決可能です!