CODE
『CODE』 いかがだったでしょうか? まだこの本の半分も紹介してませんが、著作権の都合上ここまでとさせていただきます。 僕はもうすぐ大学の情報系学科3年生になります。高校生の時、情報系学科を選んだ理由はシステムエンジニアになりたいというのが一番…
第16章では、いよいよメモリを構築していきます。メモリは、情報を保持できる装置です。 第14章では、フリップフロップ回路を紹介しました。 waffle202.hatenablog.com レベルトリガー型Dタイプフリップフロップは、1ビットの情報を特定のレベルの場合に保…
第15章では、バイトと新たな記数法である16進数を紹介します! 今まで作ってきた加算器やラッチは、8ビットの値が回路を走り回ってました。ではなぜ8ビットなのか?この本の著者曰く、それはたまたま8ビットが都合良かったからだそうです。 ここで初め…
第14章では、フリップフロップと呼ばれる回路をいくつか紹介します。この言葉はまた、ビーチサンダルや政治家の戦術にも使われたりします。 その前に、フリップフロップで使われるインバータというゲートを紹介します。 インバータ インバータは、0を1に、1…
第13章では、前章のたし算に続き、引き算の場合はどのように処理されるのかが書かれてました。ぜひ、前章も合わせてご通読ください! waffle202.hatenablog.com まずは、2進数の引き算のやり方を紹介します。が、引き算は桁借りが発生する場合があり、たし…
第12章では、論理ゲートを組み合わせて、2進数のたし算をする2進数加算器を作る方法を紹介します!論理ゲートについては第11章で詳しく解説したので、よろしければご覧ください。 waffle202.hatenablog.com 2進数のたし算はとてもシンプルです。 0足す0は…
第11章では、懐かしのリレーを組み合わせて論理ゲートを作る方法が説明されています。リレーについては第6章で詳しく解説しました。 waffle202.hatenablog.com リレーは、第6章では弱くなった信号を増幅するために使いましたが、ここでは電気で制御できるス…
この章では、論理演算をビットで表現する方法や、論理式とスイッチの関係について詳しく書かれていました。 序盤では、論理の数学的定義に取り組んだジョージ・ブールが紹介されています。この本では、ブールについて詳しく説明されてますが、ここでは割愛し…
タイトルがダジャレでちょっと面白かったです笑 この章では2進数字(ビット)の使い方を様々な例を用いて説明されてました!ここでは、これまで登場したモールスコードと点字、そして第3のコード、バーコードについて説明します。 バーコード(英: barcode…
この章では、10に代わる記数法を例え話で説明されてました。 前章でも言ったように、僕たちが現在の10で位が上がる10進法(base-tenまたはdecimal)を使ってるのは、人の指の数が10であることに起因します。 逆に言えば、理由はそれだけなんです!つ…
第7章では、数の数え方について、その歴史を辿って説明されてました!僕なりに要約して紹介します! 数字には文化的な違いがほとんどなく、どの国でも大抵は次のアラビア数字を使っています。 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 ほとんどの文明の記数法は10ですが、こ…
第6章の冒頭は、モールスコードの生みの親であり、画家でもあるサミュエル・モールスの生い立ちが書かれていました。モールスは幅広い経歴の持ち主ですが、ここでは彼の発明である電信とリレーを紹介します。モールスについて詳しく知りたい方はWikipediaで…
ここでは、この章で双方向電信システムが完成するまでの経緯をかいつまんで説明します! 物語の冒頭は、第1章の親友が別の町に引っ越してしまうところから始まります。 waffle202.hatenablog.com やがて、隣の家に住む2番目の親友とコミュニケーションを取…
今回も不思議なタイトルですが、懐中電灯の内部構造に着目することで、電気回路の仕組みを説明していました!この章に関しては高校時代に頑張った物理と化学の知識が役に立ちました笑 ちなみに、この章の図は全て僕が書きました!見づらくてすみません! ま…
ここでは第2のコード、点字が紹介されています! 点字(てんじ)とは、指先の触覚により読み取る視覚障害者用の文字である。平面から盛り上がった部分(点)によって文字・数字を表現し、通常用いられる点字は横2×縦3の6つの点で表されたブライユ (Braille)…
第2章はコードの個数について、重要な法則が説明されています(というかそれについての数ページしかなかった笑)。 モールスコードはバイナリコードの一つです(バイナリとは2つずつという意味です)。短い点滅の「ドット」と長い点滅の「ダッシュ」の2つ…
この本の面白いところの1つは何と言ってもこのタイトルです。まさか「親友」から始まるコンピュータの専門書があったなんて∑(゚Д゚) 物語の冒頭はこんな感じです。 10歳のあなたは夜中に、通りの向かいの家に住む親友と今日の出来事について語り合うのが日課…
さて、初投稿の読書感想は何にしようか迷ったのですが、僕が一番お気に入りの専門書である『CODE コードから見たコンピュータのからくり』を1章ずつ記事にしようと思います! CODE: コードから見たコンピュータのからくり 作者:Charles Petzold 出版社/メー…