わっふるぶろぐ

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危険な質問に気をつける

あなたは初対面の人と話すとき、どのようなことを聞かれたことがあるだろうか。「ご職業は何ですか。」、「ご趣味は。」、「お住まいはどちらでしょうか。」。あなたがどんな人物か知りたいため、情報提供を求められるのではないだろうか。また、このとき、あなたはどのように答えているのだろうか。

一つ覚えておいてほしい。「情報」はあなたの大切な資源である。一昔前まで、「ヒト、モノ、カネ」を3大経営資源と呼んでいたが、現代の情報化社会ではここに「情報」を加え、「ヒト、モノ、カネ、情報」を4大経営資源と呼んでいる。この情報の重要性は何も経営に限ったことではなく、私たち個人にも当てはまる。初対面の人のあのような質問は、そんなあなたの大切な情報を奪おうとしているのだ。

あなたは、お金を奪う人は絶対に許せないだろう。それなのに、なぜ情報という大切な資源を奪おうとする人を放っておくのか。「お金、時間、注意、情報」は、私たち個人の4大生活資源と呼んでもいいのではないだろうか。あなたは情報に関して、外部の攻撃から自分の身を守る必要がある。ここでは、私が特に気をつけていることを二つ紹介する。

一つ目、自分のことをあまり語らない。自分のことをもっと知ってほしい気持ちはわからなくもないが、あなたの個人情報は、つまらない上に滑稽である。私は、自分の個人情報を披露して会話が盛り上がった試しがないし、他人の個人情報は自分のことよりもさらにつまらない。また、あなたの特有の情報は、他人から見ればあまり理解できず、見下されるだけだ。私は知り合いに「天気予報を普段見るか。」と聞いたら、「1日に10回以上は確認する。」と返ってきた。

二つ目、必要以上のことを答えない。はい・いいえで答えられる質問には、はい・いいえ以外で答えるべきではない。私の知り合いは「お子さんはいらっしゃいますか。」という質問に対し、「未経験です。」と答えてしまった。

個人情報を聞く人は、情報を搾取している自覚がない。ゆえに、あなたは個人情報を聞く人を責める必要はない。もし個人情報を聞かれたら、話を切り替えたり、有耶無耶にしたり、答えたくない旨をはっきり伝えよう。「普段家ではどんなことをしていますか。」という質問に対しては、「あなたとほとんど同じです。」と答えよう。